エッセンシャル思考とは?本の要約②
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引き続き『エッセンシャル思考』の本の要約になります!
前回の記事がこちら
⇒エッセンシャル思考とは?本の要約①
『エッセンシャル思考』本の要約②
- 『トレードオフ』する。何かを選んだら何かを捨てること。
- アメリカで収益をかなり伸ばした会社が、格安航空会社『サウスウエスト航空』だった。トレードオフを実践した会社である。内容は、あえて2路線だけに絞り、機内食を廃止し、座席指定も廃止した。『格安で飛行機に乗れる』という明確なビジョンを持ち、その実現のために不要なサービスを切り捨てた。最初は世間から批判されたが2年後から大きな利益を上げ始めた!
- 『サウスウエスト航空』をモデリングした『コンチネンタル航空』。しかし、通常の路線数を減らさなかった。その結果、コスト削減にならずサービスも手薄になり業績は悪化した。戦略は失敗。
- 著名な経営学者マイケル・ポーターの名言「戦略的ポジションは、別のポジションをのトレードオフなしには維持できない」
- つねに予定を詰め込みすぎるのは良くない。すべてはできない。質が下がる。
- 考えるだけの時間を持つ
- 一人のスペースを持つ
- 集中は向こうからやって来ないので集中できる状況に自ら飛び込んでいく
- ニュートンも万有引力を本にする前の2年間は一人で引きこもっていた。「ひたすら考え抜いていた」という
- 孤立した環境で、時間を決めて、絶対人に会わず、連絡もSNSも見ない。
- 生活がノイズに満ちてくるほど静かに集中できるスペースが必要になってくる。
- 自分のための時間が心を充電し、気持ちを切り替える場になる。
- ビル・ゲイツも1週間の考える週を定期的に取っている。じっくり考え、本を読む。一人きりで大量の本を読み、最新の技術について学ぶ。
- 読む本は『正統派の古典』も良い。古典は読む者の視野を広げ、時に試練に耐えた本質的な思想に立ち戻らせてくれる。現代に通じるような思想が、今のあたりまえを打ち砕いてくれる。
- ジャーナリズム(報道)とは、単に事実を繰り返すことではなく、核心を見抜くことだ。それがどんな意味・本質を持つのかを考える。
- 優れたジャーナリストは、会話の中でその人が話さなかったことをつかめる。
- 日記をつける。日記は脳のバックアップ装置だ。人間は忘れるから。日記は短くて良い。そして2~3ヶ月ごとに読み返し、小さな変化に気づく。
- 本質をつかむには、知識をつけることが必要。ある話題があったとして、それとは一見無関係な分野とのつながりを発見できる。
- 別の視点で見る。出来事をあらゆる側面から眺めてみる。
- 教育と創造性に関する研究で名高いケン・ロビンソンの名言『学校は創造性を殺す。あらゆる偉業は想像力から生まれます。』
- “遊び”が創造性(クリエイティビティ)を高めてくれる。遊びは一見無駄のように思えるが、実は遊びが人にもたらすものは多い。
- 遊びは健康や人間関係の改善をもたらし、頭も良くなりイノベーションを起こしやすくなる。
- “遊び心”が変化に対応できる思考や精神を育む。
- 遊びはストレスを軽減してくれ、実行力を高めてくれる。
- 歴史的にも偉大な発明は、遊んでいたりぼんやりしていた時に生まれたものが多い。
- 仕事場にもおもちゃを置いてみたり、ポスターを飾ったり、ぬいぐるみを置いたりして遊び心をもつ。
- 私達の最大の資産は“自分自身”だ。
- 優秀な人がどんどん自分を壊している。その原因は睡眠不足だ。
- 目の前のチャンスをきっぱり断ってでも昼寝をする。
- 睡眠不足では、冷静な分析や、抽象的思考をする余裕がない。判断力が鈍り、ものごとの優先順位が見えなくなる。
- 睡眠がパフォーマンスを高めてくれる。世界的なリーダーも1日8時間眠っている。脳をリフレッシュしてくれる。
- レム睡眠が一度でもあれば、脳はバラバラな情報を統合する。より深く洞察できるようになる。
- Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏『睡眠で注意力が高まり、思考が明晰になります。8時間眠った日は、ずっと調子がいい」
- Google本社には「昼寝ポット」と呼ばれる昼寝をする場所がある。