エッセンシャル思考とは?本の要約④
こんにちは、えば(@eba0819)です^^
引き続き「エッセンシャル思考」の要約になります。
これまでの記事がこちら
エッセンシャル思考とは?本の要約①
目次
『エッセンシャル思考』の要約!捨てる技術とは?
- 「サンクコストバイアス」という心理現象がある。これは、すでにお金や時間を支払ってしまったという理由だけで、損な取引に手を出し続けてしまうこと。
- 望みのない投資を重ねてしまうと悪循環が起こり、人は「サンクコストバイアス」によって投資額がどんどん増えてしまう。
- “損切り”する勇気と見極めが大事!
- 所有している物を上手く手放す方法は、「まだこれを持っていないとしたら、手に入れるのにいくら払うかな?」と考える。払いたくないと思ったら手放す。
- 自分の失敗を認められる人は成長する。失敗を認識してそこから抜け出そうと考え始めるから。
- 「逆プロトタイプ」というやり方は、今までやってきたことを試験的に止めてみて、不都合があるかどうかテストしてみる。
- コンテンツも、見るべき重要な要素だけを提示する。余分なものを排除する。
- 優秀な書籍編集者はこう言う。「僕の仕事は、できるだけ読者に楽をさせることです。その本から得られる情報やメッセージを、間違えようがないほど明確にするのです。」
- クリエイターにとって作品は愛着がある。しかし書き手のちっぽけなエゴを殺して作品を作るんだ。
- 決断することが大事だが、決断する選択肢をそもそも減らしておく。決断の本質は選択肢を減らすこと。
- 何事も『増やすより減らす方が難しい』有名な言葉に「すみません、もっと時間があればもっと短い手紙が書けたのですが」というもの。
- 言いたいことを最大限明確かつ簡潔にする。
- 他人が解決すべき問題を肩代わりするのは人助けにあらず。本人が解決すべき問題は本人に解決させる。
- やり方が違う相手と仕事をする場合は、仕事を始める前に『自分が何を優先しているか、何が妥協できないか』を明確にしておく。
『エッセンシャル思考』の要約!仕組み化するには
- 非エッセンシャル思考の人は、ど努力と根性でやりとげようとする。しかしエッセンシャル思考の人はし仕組み化をつくる。
- 予測不可能な世界だ。予定通りに進まないことも多い。なので『バッファ』(緩衝)をつくる。リスクを想定してあらかじめ余裕の計画をしておく。
- いざという時に備えて貯蓄をする。
- 何かを始める前は、それについて予習したりして準備をする。すると開始した時にストレスが大幅に減る。
- やってくる苦難を予測し何が起こってもいいように徹底的に準備しておく。
- 「計画錯誤」という言葉がある。「プランニング・ファラシー」ともいう。
- 「計画錯誤」とは、作業にかかる時間を短く見積もりすぎる傾向のことをいう。
- 「計画錯誤」を起こさない方法は、自分が最初に見積もった作業時間に1.5をかける。1.5倍の時間にするのだ。余った時間はご褒美に感じられる。
- 足を引っ張っている部門(ボトルネック)を特定して改善すると生産性が向上する。
- 問題が起きているとき、場当たり的に目の前の症状に対処するのではなく、どこが本当の問題なのかを見極めてもっとも効率的に処置する。
- 人のモチベーションを最も上げるのは『前に進んでいる』という感覚である。日々のささやかな達成感でいい。
- 大きな進歩を望むなら、日々繰り返す小さな行動をする。小さな改善を地道に繰り返すことが大きな変化になってくる。
『エッセンシャル思考』の要約!習慣化する
- 何をやり何を考えるかを全て習慣化する。習慣は妨害に打ち克つための最強の武器だ。習慣がなければ、数しれなぬ誘惑に勝つことは難しい。
- 習慣の仕組みを簡単に説明すると、同じことを複数回やることによって、ニューロン(神経細胞)同士のあいだに新しい結びつき(シナプス)が生まれる。何度もやるとシナプスが強化される。そして情報伝達がスムーズになる。
- 例えば、新しい単語を覚える時、適度な間隔をあけて何度か復習すると覚える。
- 難しいことでも、何度もやっていれば簡単にできるようになっていく。勉強も同じ。
- 習慣にしてしまえば、いちいち考える(迷う)ことがなくなる。今まで考えていたその時間を別のことに使えるようになってくる。
- あらゆる習慣には3つの要素がある。①トリガー②行動③報酬
- 人は悪い習慣も持っている。「つい◯◯してしまう」というような。そんな時は引き金となるトリガーを見つける。そしてそのトリガーを別の有益なものと結びつける。
- 一日の最初に最難関のタスクを片付ける。
- 飽きがこないよう曜日によってやることを変えてみてもよい。
『エッセンシャル思考』の要約!何が重要か考える
- 今、何が重要か考える。過去の失敗や未来の不安を思ったりすることは無駄でしかない。今に集中する。
- 誰かのプレイを気にしてはいけない。自分の動きだけを意識する。集中して本質を考える。
- 過去や未来のことを考えるたびに、目の前の大事なことがおろそかになる。
- 実験的に「今、この瞬間だけを考える」とこをやってみる。すると・・・深く呼吸するようになったり、時間がゆっくり流れる。いつもは思考が飛び回っているが、その時は体と心がピタリと一致している感覚になる。仕事にも100%集中が生まれた。
- やることが多すぎて何から手をつけていいかわかななくなったら、まず考えるのを止めて深呼吸。そして「今、この瞬間に何が重要かを考える」または、やるべきことをリストアップし、今すぐやるべきことだけをやる。
- 未来のことはメモに書き出す。アイデアを忘れないためと、焦りを減らせるからだ。
- やるべきことをリストアップしたら、優先順位をつける。
- 家族がいる人は、仕事のことを考えていて家に帰る時、家のドアを開ける前に「気分転換の一呼吸」をする。家のことに切り替えられるからだ。
- 「マインドフルネス」の状態とは今に自分を戻してくれます。今の幸せや安らぎを感じさせてくれる。
- 数行でいいので日記をつけてみると、どんな時に自分が幸せを感じれているかわかる。
『エッセンシャル思考』で生きるとは
- ソクラテス「多忙な生き方の不毛さに気をつけよ。」
- シンプルで意味のある生き方
- エッセンシャル思考の目的は、世間的な成功を手に入れることではない。人生に意味と目的を見出し、本当に重要なことを成し遂げることだ。
- 「人は心の思うところの者になる」
- 周囲の人と同化しなくても、充実した暮らしは送れる。
- この情報と雑音とストレスと虚栄に満ちた世の中にあって、エッセンシャル思考を生きることは、静かな革命である。簡単ではない。
- 根気と勇気と努力が必要だ。
- 人に依存せず、人生を自分でコントロールしているという確かな手応えを感じられるようになってくる。
- 身につけるのはそれなりに時間がかかるが、いったん身についたらその恩恵は一生モノだ。
- ToDoリストがスッキリしてくる。
- やるべきことが見えてくると、日々の暮らしが充実し、今をもっと楽しめる。
- ダライ・ラマ「シンプルな人生は満たされた人生です。幸福に生きるためには、シンプルであることが何より重要なのです。」
- 本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなる。
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